アポ電詐欺って、どうしてなくならないのでしょうか?
あなたのまわりにアポ電詐欺やオレオレ詐欺にあった人はいませんか?
現状、「アポ電詐欺」や「オレオレ詐欺」は減るどころか、増えているといいます。
なぜ??
マスコミで大きく取り上げられているし、警察も注意を促し取り締まりを強化している。
当然ながら、捜査もしている。
世間の意識も高まっているはずなのに、こうした犯罪が減らない。
むしろ増えているというのは、不思議とともに怖い世の中になって来たなと感じます。
そこで、この『勝手に未来想像編』では、このアポ電詐欺解決への提案をしたいと思います。
家電メーカーの方や、役所の方がいましたら、この記事をぜひ読んでください!
【アポ電詐欺、オレオレ詐欺の特徴】
アポ電詐欺及びオレオレ詐欺にはいくつかの特徴があります。
ここでは大事なポイントをひとつ取り上げます。
それはこうした詐欺が「電話」から始まる、という点です。
アポ電詐欺の場合は、警察、金融庁、消防署などの公的機関や信用のある名称(名前)を名乗って騙そうとします。
オレオレ詐欺の場合は、家族(多くは息子)を名乗って信用させてお金を騙し取ります。
いずれにしても、ターゲットは主に高齢者です。
しかも、独り暮らしをしているか、昼間に一人でいるかのどちらかです。
そうしたひとりでいる高齢者の方に電話を掛けて相手の家族構成、資産状況を聞き出すのです。
ですから、事件の始まりとして電話がかかってきた段階で事件を未然に防ぐことが出来れば、アポ電詐欺、オレオレ詐欺は激減するはずです。
【詐欺撃退法】
事件の始まりは電話(固定電話が多い)から始まるのですから、その固定電話機にAIを搭載させます。(また携帯電話にも搭載させるとよいでしょう)
そのAI搭載の固定電話に以下の機能を持たせます。
1. 家族の音声(声)を登録する。
それによって「オレ」と名乗ってもAIが個体識別(音声識別)をしますので、本物の家族なのかそれとも赤の他人であるのかを判別してくれます。
またそのことをこちら側だけに通知させるようにします。
・これには家族の音声を登録することを出来るだけ簡単にしてユーザーに負担を掛け
ないようにしなければなりません。
2. 警察、消防所などの公的機関や銀行などを名乗る詐欺に対しては、そういった機関 が「やること」と「やらないこと」をデータベース化してAIに覚えさせます。
・ただしこれは捜査や作戦などの最新情報を常にアップロードすることが必要です。
3. アポ電詐欺、オレオレ詐欺の事件(解決済み、未解決を問わず)や手口をデータ ベース化して、AIに学習させます。
それによってAIは、通常の通話と詐欺の会話を見分けられるようになり、詐欺と判明したらランプや音、または音声などによって詐欺の危険があることを知らせるのです。
4. 新しい詐欺の手口を予測するAIを開発し電話機に搭載する。
(またはネットにリンクさせる)
こうした詐欺グループは常に新しい手口を考え出しますから、AIに詐欺グループが考え出す新しい手口を先回りして予測させるのです。
そして、今後はこんな手口が予測されますよと、通知するようにします。
(ただ、この部分は相当AI技術が発達しないと実現できないでしょう。
なぜなら、いまのAIは大量のデータを覚えることでその性能を発揮するからです)
ただ、AIの技術は刻々と進化していますから、こうしたこともやがて実現していくことでしょう。
AIというのはディープラーニング(深層学習)することで、詐欺の手口を学習していきます。
と、同時に大事なポイントは、警察などの公的な機関の対応などもAIに学習させます。
ですから公的機関が「やること」と「やらないこと」をAIにはっきりと学習させるのです。
これをやらないでただ単に詐欺の手口だけをAIに学習させるだけでは詐欺を見抜けません。
実際の詐欺の手口の学習(ディープラーニング)と合わせることで詐欺かどうかを判別して事前に警告を知らせることが出来るようになります。
また、家に置いてある電話機にAIが搭載されているだけではなくて、電話機のAIが自主的にネット接続して、詐欺に関係する情報を自動的に収集する機能を持たせることが大切です。(自立情報収集システム)
それと、AIが「詐欺だ」と判定したら、その瞬間に警察に通報がいくシステムにすると、なお良いでしょう。
あるいは家族を名乗ったならば、その家族に該当する人物の連絡先にAIが連絡(通知)を取ります。
そうすることで本当の家族から連絡が入り、詐欺に合わなくて済みます。
また、万が一、自宅に押し掛けてきたら、インターホンにAI機能を持たせれば怪しい人物を見抜いてくれます。(画像識別機能)
いますでに開発されているAIの機能の一つに、犯罪をする前の人物を認識するものがあります。
つまり、AIは顔を含む全身の映像からこれから犯罪をするかどうかを識別できるのです。
この技術はすでに実現しています。
(問題は、この技術が民間レベルにいつ降りてくるのか、ということです)
事件の発端で食い止める。
AIの技術がもっと発展すれば犯罪を減らすことが出来るはずです。
お読みくださり、誠にありがとうございました。