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「(旧タイトル:サーチライト)AIなどの最先端技術と人間の幸せが両立する社会を実現(目指す)するための提言」

『今後無くなる職業について』

今回は、AIの進歩によって今後無くなる職業について話していきます。

 

 初めに言っておきたいことは今回の記事に関しては、特に若い人たちに読んでもらいたいということです。

 2014年頃にある恐ろしい情報が世界を駆け巡りました。
それは、イギリスのオックスフォード大学が発表した「あと10年で消える職業、無くなる仕事」という話です。

 それは、現在その職業についている人からすれば生活の糧を奪われ、生死の問題にもなりかねない話です。

 ちなみに、オックスフォード大学が発表した、
【消える職業・無くなる仕事とは】
銀行の融資担当者、レジ係、不動産ブローカー、スポーツの審判、給料・福利厚生担当者、ネイリスト、弁護士助手、簿記・会計などの経理担当者、塗装工、建設機器のオペレーター、測定を行う作業員、カジノのディーラー、バーテンダー、保険の審査担当者、調査を行う作業員、電話オペレーター、ホテルの受付係、図書館の補助員、映写技師、訪問販売員、金融機関のアナリスト、タクシーやバスの運転手など多岐多種に渡っています。

 要はAI技術の進歩によって自動化、コンピューター化(AI化)されることによって消えていく職業、仕事があるということです。

 現在は2019年ですから、すでに発表から5年経っています。
しかし、まだ予測通りの結果にはなっていないようです。

それでも、AIによる社会の変化はじわりじわりと、そして確実に進んでいます

 消える職業の一つにタクシー、バスの運転手さらにはトラックの運転手などもあげられています。あるいは、宅配便の運転手も同じかと思います。
これは、自動運転技術が進歩するにつれてやがて無くなる職業です。
(自動運転に関しては、詳しくは別の機会に話をしたいと思います。今回は少しだけ話します)

 現状の自動運転はまだレベル1くらいですが、やがてレベル4の完全自動化は確実にやってくるでしょう。そして、最終段階のレベル5も映画の中のフィクションではなくなる時が来ます。

 

【自動運転のレベルとは】
レベル1とレベル2までは人間が監視して運転するレベルで、自動運転とはいっても一部をAIが担う程度です。
レベル3~5になるとAIが運転を制御します。
特にレベル4になりますと、特定地域と高速以外では人間が運転する必要はなくなります。
レベル5になりますと、完全にAIがコントロールするので人間はただ行き先を告げてあとは乗っていていればいいということになります。

 こうした技術的発展段階が構想されていること自体が、将来の実現を約束しているようなものです。

現在の自動運転で事故が起きているから、自動運転車の完全自動化はないと主張する方もいますが、航空機でさえまれに事故をおこしても、誰も航空機を無くせとか、飛行機に乗るのは止めるとは言いませんよね。
そうです、人間の思考は前向きに出来ているのです。事故を起こしたから飛行機の生産や航空を止めるという発想ではなく、いかに事故をゼロにするのかという方向に行動するのが人間というものなのです。
ですから、実験段階で事故を起こしているからAIによる自動運転の車が街を走るなんてことは無いと考えるほうが明らかに間違っています。

 ですから、今後10年~20年くらいすると、人間か荷物かの違いは関係なく、「ドライバー」という職業は確実に無くなるでしょう。
もし、現在20代や学生でこのような職業に就きたいと考えているのでしたら、将来的には職を失う危険があることをよく認識したほうが良いと思います。
その認識のもとに、いったんドライバーという職業に就いた後に、その職業が無くなったとき別の職業に就けるように訓練なり学習なりをしておくべきでしょう。
こうしたドライバーという職業は、いまの若い人が今後30年、40年と一生続けられる職業ではないと思ったほうがいいのです。

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 それから補助的な職業もAIに取って代わられます。
弁護士の助手、歯科助手、図書館の補助員などの特定の専門的知識と技術をもつひとの補助をする職業は、やっぱりAIの出現で無くなっていきます。

 他には調査、検査などを行う仕事も消えていきます。
電話での調査や営業、道路の測量、なにかを調べるなどの仕事は人間が行うよりもAIは正確にそしてなによりとてつもなく早く行うことが出来ます。
とても人間が太刀打ち出来る領域ではありません。

 さらに金融取引の世界ではすでにAIが活躍しています。
金融関係でも特に分析や取引に関してです。
これなどは現時点で絶滅の危機に遭遇しているといえるでしょう。
金融の取引などは人間が経験値や勘、過去のデータを読み取って判断するより、AIはすぐれた成果を出しています。
この分野は将来というよりも、すでにAIに占領されている分野と考えたほうがいいでしょう。

 製造業もAIを搭載したロボットが仕事をするようになるでしょう。
ロボットは人間のように、食事や睡眠を必要としませんから、夜間も業務を行うことが出来て、生産性がぐっと上がるはずです。
ですから、単純作業に従事しているパート社員の仕事はやがて無くなるでしょう。
工場自体が、ロボット化してほとんど人間が介入する必要がなくなるおそれもあります。

 学校の教師という聖職も例外ではありません。
なにせ未来のAIを搭載したロボットまたはサイボーグが登場すると、ネット接続によってありとあらゆる知識、情報にリンク出来ますから、勝てる人間はいません。
「教え方があるんだ」
などと言う意見が聞こえてきそうですが、それもAIは克服していきます。
AIがどんな知識を選択して、どう分かりやすく説明すると生徒の成績が向上するのか、ということもディープラーニングで学習していき、より成果の上がる授業というのをAI教師が行っていくでしょう。

 サービス業にもAIは進出してきます。
もっともニーズのあるのが、家事ロボットと介護ロボットでしょう。
茶店や居酒屋、レストランの店員もロボットがやっている可能性が高いです。
AIは単に知識だけの集大成ではなく、他に人間の様な皮膚と骨格をもったロボットやサイボーグとして未来社会では現れているでしょう。

 将棋のプロ、囲碁のプロ
これはらすでにAIとの対戦に敗れています。
ですから、今後はもしかしたら人間がやることではなくて、どちらがより強いAI棋士を所有しているのかという競い合いになるかもしれません。
つまり、より性能の高いAI棋士を作り競わせる、ということになってもおかしくないということです。

 では、芸術系なら大丈夫だろう、と考える人も多いと思います。
しかし、現代においてもAIは小説を書いたり、過去の絵描きの分析をすることで名画を再現したりするようなことまでやってのけています。
ですから、今後AIの技術が進むと人間より上手な絵を書くAIや、あっと驚くようなストーリー展開の小説をAIが創り出すかもしれません。

 このように技術革新が大きく起きる時代には、社会は大きな変化を起こしていきます
歴史的にはなにも珍しいことではありません。
500年前にあって、いまは無くなっている職業、商売などはたくさんあります。

 明治維新のときに起きた西南戦争は、江戸時代の武士階級が消えていくことに対する反抗として起きてきました。
明治政府は、武士というものを血縁による継承を廃止して、国民であれば誰でもなれるようにしました。
すると、それまでは武士の家系に生れなければ軍事的職業に就けなかったのが、いわゆる平民の立場で就けることになりました。

 このように時代が変化すれば無くなる職業、新たに生まれる職業が発生していきます
江戸時代には経済が発達していませんでしたからサラリーマンなどという人種は存在しませんでした。

 いつの日かサラリーマンという人間がその昔いたんだよと、昔話になるときが来るかもしれません。


【勝手な意見】
 そうなると、AIに取られない職業なんてないじゃないかと言われそうですが、実際のところは全体的にAIに取られるか、部分的にAIが進出しているか、人間とAIがライバルとして競い合っているかの違いはあれど、相当数の職業、仕事はAIに取って代わられることでしょう。

こんな話ばかりしていると、滅入ってしまうじゃないとと言われそうですが、消えてく職業の代わりに新たに生まれる職業も発生してくるはずです。
それは、AIに関わる職業(AIを生み出し運営する仕事など)、AIにはまだ出来ない抽象的な創造性を持った職業でしょう。
(それが何かというのはこれから研究していきたいと思います。)

それと、AIに奪われなさそうな職業、仕事を考えてみると、いくつかあるように思えます。
プロスポーツ選手」
AI搭載のロボットがスポーツをしても観戦したり応援したりしたくないですよね。
「ホステス」
やはり、生身の人間がコミュニケーションをとるからいいのではないですか。
「俳優」
ロボットやサイボーグでは、ドラマや映画が面白くありません。
やはり、人間の持つ感情というものを再現、演技してくれる俳優という職業は機械などには代替が利かないと思います。

また、逆転の発想で、AIばかりが活躍する市場に、あえて人間が対応するということを売りにすることで、顧客を獲得する商売やビジネスもありうるかもしれません。

 逆にAIにやって欲しくない職業の代表格が「政治家」だと、わたしは思います。
これはもちろん映画ターミネーターの世界を防ぐ意味もあります。
AIが国民、国家の生殺与奪の権力を持つのは怖いですね。
AI政治家が出現したら、そのAI大統領かAI総理かの存在は、何を基準にして政治を行うのでしょうか?
国家の利益ですか?
福祉優先ですか?
それとも国家間の紛争を避けることを第一に考えますか?
やはり地球規模の利益を考えますか?

もし、自国の利益最優先でものごとをすべて判断していけば国家間の紛争につながるでしょう。
地球という惑星の生命を第一に考えるのなら、AIは人間という存在を有害と判断して排除していくかもしれません。
この辺の判断基準を、はじめは人間がプログラムしても、やがて人間の英知を超えて知識、情報を持ってAIが独自に考えはじめたらどうなるかです!

ですから、政治家という職業は国民、国家の利益、幸福を第一に考えながらも他国との外交を上手くやっていける人間にやってもらいたいですね。

 とにかく、AIの進歩による社会変化は、劇的ともいえる社会変化を起こすことは間違いないでしょう。
それは徐々に滑らかに変化していくように見えて、一気に大きく変化していくことでしょう。
その時代の波に呑まれてしまわないように、未来社会を考えていくことはとても大切なことであると思われます。

 この問題は、また機会がありましたら取り上げてみたいと思います。

(専門家ではないため、もしかしたら間違いがあるかもしれません。その場合はお許しください。また、ご指摘ください。)


お読みくださり、誠にありがとうございました。